象牙




アフリカゾウの密猟の現実

アフリカゾウはこの20世紀の100年で1,000万頭から35万頭に減ったといわれています。

そのほとんどが象牙を目的とした人間による密猟が原因です。

象牙は海外の闇市場で、1本当たり400万円もの値段がつくとも言われています。

2019年現在も密猟は完全には無くなっておらず、このままではアフリカゾウの21世紀中での絶滅が危惧されています。

国による象牙取引規制の違い

象牙の国際取引は、ワシントン条約によって、1989年に原則禁止されました。

しかし、国内取引は各国に任されているため、国内の取引が可能な国は未だ残っています。

その一つが日本です。

一方で、アメリカ、イギリス、フランス、中国、アフリカ諸国など大きな市場が存在した各国では国内取引も禁止しています。

それにより、2019年現在、世界で最も象牙が取引されている国は日本で、その市場規模は20億円とも言われています。

日本がなぜ国内取引を禁止していないかと言うと、それは「ワシントン条約が制定された1989年以前に輸入された象牙のみを国内で売買している為、

密猟との関係性は無い。」と主張しているからです。

しかし、国内での市場があることで密輸は未だに存在するとされており、

アフリカ諸国とアメリカ等国内取引も禁止している国は、象牙を取引する市場がある限りは密猟や密輸がなくならないとして、各国の国内市場も含めた、象牙取り引きの全面禁止を提案しています。

アフリカゾウの密猟を無くす為に私たちに出来る事

人気歌手のコンサートのチケットの高額転売は無くならないと問題になっています。

それの原因は単に、高額でも買う人が存在するからに尽きます。

入場時の身元確認などの方法はありますが、

チケットの高額転売を無くす一番の方法は定価以上では買わないことだと思います。

需要があるから供給が生まれるのです。

象牙を欲しくても買わないこと。これが密猟、密輸の撲滅に繋がります。

象牙の80%が印鑑に使われると言われています。

象牙の印鑑などは欲しくても絶対に買わない事こそが、アフリカゾウの絶滅の危機から救う唯一の方法かなと思います。

決して、地球は人間だけのものではありません。

人間に対し、何の危害も加えない象を、食べるわけでもないのに殺して、絶滅させてしまうのは何ともいたたまれない気持ちになります。

本当に絶滅させてしまってからでは遅いですし、もしそうなったら人間にその代償がなんらかの形で自然界から返ってくるのではないでしょうか。

今日のひとこと

象牙を買う人がいなくならない限り、密猟は無くならない。