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タバコのポイ捨てがもたらす野生動物への悪影響
まず、タバコのポイ捨てがもたらす野生動物への悪影響について考えていきましょう。
動物への悪影響について考えるときに僕がいつも一番に思い浮かぶことがあります。
それは、以前テレビ番組か何かで、教室に置いてあるような一般的な水槽の中に魚が数匹泳いでいる中にタバコの吸い殻を1本入れたら魚はどうなるのか、という実験をやっていました。
その結果ものの数時間で水槽の水の色は茶色く濁っていき、泳いでた魚は全匹水の上に浮かんで死んでしまいました。
その映像があまりにも衝撃的で、今も頭の中に強烈な記憶として残っています。
何が言いたいかというと、タバコはただのゴミではないということです。
同じ、ゴミでも紙切れや、木くずでは水槽の中に入れただけでは魚は死んでしまうことはないでしょう。
しかし、タバコはたった1本でも魚等の動物が死んでしまう程の毒を含んでいるということです。
現に子供が吸ったらいけない理由もそうでしょう。
タバコのポイ捨てをする人は自分の子供にタバコを吸わせるのでしょうか?
恐らく吸わせないどころか、もし子供が吸いたいと言い出しても必死になって止めることでしょう。
であればなぜ、何の非もない野生動物が人間の勝手な都合だけで死んでしまう必要があるのでしょうか?
ただ、道端に捨てただけだと思っていても、それが雨や風などで排水溝、川、そして海へと流れていき、それが水に溶けて
それによって魚などの野生動物が無残にも死んでいくことでしょう。
溶ける前にそのまま誤飲することだってあるでしょう。
人間は毒を自ら吸いたくて吸っていても、人間がタバコを捨ることで、動物は毒を吸いたくなくても吸ってしまい、簡単に死んでしまうのです。
タバコのポイ捨てを減らす為に国に求める対策
罰則厳罰化
まずは罰則の厳罰化です。
今現在も罰金制度はあるみたいですが、形だけで実際に罰金を支払った例は聞いたことがありません。
地球環境の為に1本捨てたら必ず10万円の罰金でも全然良いと思います。
また、運転免許のようにタバコを購入することを免許制にして、
ポイ捨てしたら減点、何点以上で免許剥奪、一定期間購入不可にするだけでもかなりポイ捨ては減ると思います。
現に飲酒運転は罰則の厳罰化により大幅に減ったと言われています。
罰金による国の収入アップ、駐車禁止取り締まりの緑のおじさんならぬ、タバコポイ捨て取り締まりの黄色のおじさんのような人を雇えば
新たな雇用が生まれる等の副産物も有りますので、是非国にはタバコポイ捨ての罰則の厳罰化を望みます。
たばこ税の増税
個人的にはタバコのポイ捨てが無くならない限りもっとたばこ税を値上げしてもよいと思っています。
今は一箱500円くらいだと思いますが、ポイ捨てがある限り一箱5,000円くらいにしても良いと思います。
安すぎる事で気軽に吸って、気軽に捨てられるという心理も少なからずあると思います。
もし、たばこ1本の値段が1,000円くらいだったら勿体なくてそんな簡単に捨てなくなるんじゃないかと思います。
また、勿体なくて最後の最後まで吸い、もし仮に捨てたとしてもその分吸い殻に残っている毒が少なくなり、環境にとっての害も少なくなるんじゃないかと思います。
更に、値段を上げることで、嗜好品ではなく贅沢品という見方をされ、お金に余裕のない人はそもそも購入することを控え、
喫煙者自体も減るのではないでしょうか。
喫煙者が減れば健康増進にも繋がるし、税収も上がることで国も潤うので、
ぜひ、たばこ税増税に伴うたばこの大幅値上げを行って頂けたらなと思います。
タバコのポイ捨てを大幅に減らした海外の面白アイデアの紹介
最後にタバコのポイ捨てを大幅に減らした海外のアイデアの紹介をします。
これもメディアで紹介されていたのですが、ヨーロッパでは街中に郵便ポストのようなアンケートボックスを設置し、
そこへの投票はタバコの吸い殻で行うというアイデアを実践したところ、
大幅に街中からタバコのポイ捨てが減ったとの事でした。
これは人間の心理を突いた非常に面白くて画期的なアイデアだと思います。
ぜひこれを世界中に広めて街中から1本でもタバコの吸い殻が無くなればよいなと思います。
今日のひとこと
ポイ捨てをする、タバコはただのゴミじゃない。毒の入った紙包み。