割り箸の有料化




割り箸の消費量

現在、日本国内では1年間に250億膳(木造住宅2万軒分)、一人当たり200膳もの割り箸が使い捨てされています。

1970年代までの割り箸は国産の間伐材(※1)を多く使用していた為、環境への影響は少ないとされていました。

それが近年では外食産業の発展に伴いより安価で大量の割り箸を求められるようになりました。

その結果、間伐材より安く大量に仕入れることのできる中国からの輸入が9割以上を占めるようになりました。

中国の割り箸は間伐材ではなく、天然林(※2)を使用している為、天然林を大量に伐採することになります。

※1 間伐材とは?

人工的に植林された人工林は、成長に伴い木々の一部を計画的に伐る作業が必要です。その際伐採された木材の事を「間伐材」と言います。

※2 天然林とは?

伐採する必要のない自然の力のみで育つ天然の樹木の事を「天然林」と言います。

森林伐採による温暖化への影響

伐採する必要のない天然林が伐採されることでいくつかの弊害が生まれますがその代表的なものが、地球温暖化の加速です。

森林というは、大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して育つ樹木の集まりです。

これが、伐採された後に更新されなかったり、燃やされたりすれば、大量の温室効果ガスが樹木や土壌から放出され、温暖化が進行することになります。

急激な気温上昇が起こると樹木が立ち枯れを起こし、森林破壊が加速するという悪循環になります。

森林は地球温暖化防止にはなくてはならないものなのです。

そもそも割り箸は必要か?

割り箸を使いたいと思う人の心理を一言であらわすといわゆる潔癖だと思います。

箸にそれを求めるとしたら、コップ、お皿、ナイフ、フォーク等あらゆる食器類を使い捨てにする必要が出てきます。

でも、そこまで求める人はまずいません。

ということは、割り箸に対してもほとんどがイメージによるものだと思います。

ようはそれ程、割り箸である必要はないということです。

ある調査では絶対に割り箸を使いたいと思う人の割合は約1割だったそうです。

10人に1人の為に、全て割り箸にするのはいかがなものでしょうか。

洗い箸が当たり前の世の中に

割り箸の使用を減らす手っ取り早い方法は割り箸の有料化だと思います。

1膳につき1円徴収するだけでも割り箸を使う人は激減するでしょう。

そうすることで、ほとんどの人が洗い箸やマイ箸を使用し、どうしても割り箸が良い人のみが有料で利用するようになると思います。

レジ袋有料化に伴いマイバッグが浸透したように、割り箸有料化に伴いマイ箸、洗い箸もきっと浸透するでしょう。

今日のひとこと

レジ袋有料化の次は割り箸の有料化を