ごみの分別に関する衝撃の出来事
2015年頃、同じ通信回線の営業マンとルームシェアをしていた時の事です。
ふと部屋のゴミ箱の中を覗いたら、空き缶やペットボトルが可燃ごみと一緒に入っていたのです。
何かの間違いだと思って彼に、
「〇〇さん、空き缶も燃えるごみと一緒に入ってますよ。」
と伝えたら、彼は
「?」
それがどうかした?みたいなリアクションだったので、
僕は
「空き缶とかは別で出さないんですか?」
とストレートに聞いたら、彼は
「俺ずっと一緒に出してるよ。」
唖然としました。
彼は、その当時31歳で僕よりも3つ年上でしたが、今までの人生ずっと可燃ごみとして空き缶やペットボトル等も全て一緒に出していたのです。
身近な存在だっただけに僕はやりきれない思いでした。
彼のようになんでもかんでもALLジャンル可燃ごみの袋に入れて出す人は決して少なくはないでしょう。
別のアパートに住んでいる時はゴミ置き場にビニール袋にALLジャンルのものが無造作に入れられた状態で毎日のように誰かが置いていました。
また、今の住んでいる地域ではプラスチックごみの回収が2週間に一度近所の公園であるのですが、
そこで出るプラスチックごみの量が、対象地域の世帯数から考えて明らかに少ないのです。
普段の生活からも、分別してごみを出している人がまだまだ少ないという事がわかります。
ごみの分別が必要な理由
そのシンプルな答えは地球上の全てのエネルギー資源は有限だからです。
仮に無限だとしても全く良くはないのですが、
プラスチックや、缶などは再生可能な貴重な資源なのです。
これを他の可燃ごみと一緒に捨てていては、地球の寿命を削っているようなものです。
今の日本のように恵まれた国は、世界に目を向けるとそう多くはありません。
もしも、地球上の全人類が日本と同じ生活レベルになったとすると、
数年で地球上のエネルギー資源は無くなってしまうそうです。
それによりどんなことが起きるかまではわかりませんが、決して望ましくはない事くらいは容易に想像できます。
それを防ぐ為に、太陽光や、風力を利用した自然エネルギーの利用、開発は行われていますが、それには莫大な費用と時間と労力がかかります。
そんなことよりも身近なごみの分別をみんなが徹底すれば、もっと有効的かつ簡単にエネルギー資源を産出出来るでしょう。

徹底したごみの分別の為に
その為にも国には、飲酒運転同様にごみの不分別にも明確な罰則を設け、分別をしなかった人への厳罰化を求めます。
そうすれば、地球の寿命は伸びるのではないでしょうか。

今日のひとこと
ごみの分別は、一番身近で簡単な、エネルギー資源産出法。